おかしなペン スーパープロメカ

名前:スーパープロメカ 1500P
メーカー/ブランド:OHTO
手に入れた場所:忘却
手に入れた時期:中学生の時
備考:多少傷がついている
かなり変な筆記具だと思う。
0.5mmのシャープペンシルである。見た目はシルバーでしっかりと重さがあるが、それ以上に余計な機能ばかりが付いている。
まずは芯繰り出しの長さ調節。普通のシャープペンシルは1回のノックで出てくる芯の長さが一定である。そこになんの疑問も抱いていなかったのだが、このスーパープロメカは1ノックでどれだけ芯が出てくるかを調節できてしまう。ボディのちょうど真ん中にある剥き出しのネジを回すことで、あり得ない量出てきたりほとんど出てこなかったりと変化させられる。

次はペン先収納。グリップ部分を回していくことで、ペン先のパイプを完全に収納することができる。さらに、途中で止めることでペン先の長さを自由に調節することすらできる。先の細いシャープペンシルは落とすとペン先が曲がってしまうことがあるのでこの機能はありがたい。しかしパイプの長さを調整する需要ってあるのだろうか。

さらにクリップ着脱機能、芯硬度表示窓付きなど製図用シャープペンシルにお馴染みの機能を備えている。普通にものを書く分にはこれらの機能は一切不要であるし、建築士が図面を引くときもおそらくこのペンは選ばないだろう。もっとシンプルで剛性があるグラフギア500やロットリングを選ぶはずである。
色々と詰め込みすぎた結果である工業部品のようなデザインも、全体を眺めてみると不思議と纏まった美しい造形に見える。普段使うペンは別にあるが、好きな筆記具は何かと聞かれたらこのスーパープロメカかもしれない。このペンを企画して販売までしようと決めたOHTOの社員方も相当なものだ。並の発想ではこれを生み出せないだろう。尊敬。

